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育児は親子のコミュニケーション!「スキンシップ」と「ことば」の力

2023.11.18
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育児は親子のコミュニケーション!「スキンシップ」と「ことば」の力

自分の子どもとどう接すればいいのか分からない…
色々と試してはいるけれど、こちらの気持ちが本当に「通じている」かどうか不安…

このように悩むお母さんは、けして珍しくありません。

母親なら誰しも一度は経験する、子どもとの「コミュニケーション」に関する問題。

育児において最も重要なテーマの一つだといっても良いでしょう。

どのように「話し」、「表現」すべきなのか?

親子に欠かせないコミュニケーションの方法論について考えてみましょう。

マイハピ編集部2
この記事の執筆・監修マイハピ編集部
更新日:2023年11月18日

2009年に法人(株式会社ユーテック)設立
大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
主な有資格者
・女性活躍マスター
・ファイナンシャルプランナー
・キャリアコンサルタント
・子どもの貧困専門支援員
・児童虐待防止支援アドバイザー
・心理カウンセラー
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楽しく知的な親子の時間… 手軽な「共有術」

基本は「スキンシップ」と「ことば」

日々の子育ての中で最も重要な要素、それがコミュニケーションです。
日々の「触れあい」や「言葉」は、健やかな成長を支える「土台」となるもの。

親子のコミュニケーションは生まれたそのときから、0歳の段階で、すでに始まっています。

「親密なコミュニケーション」こそ、子どもに安心感を与え、親子の信頼関係を築く、「最高の育児法」。

親子の「遊び」や「お喋り」だって、子どもの健全な発育を促すために欠かせない「経験」なのです。

コミュニケーションは、抱きしめる、触れるなど「スキンシップ」によるものと、語りかけや読み聞かせなど「ことば」によるもの、大きく2種類に分けることができます。

国際的な統計を見ると、日本の親子は「子どもと一緒に過ごす時間」こそ世界最長だといわれていますが、スキンシップやことばによるコミュニケーションは不足しがち。

「一緒にいるだけ」で、愛情表現の苦手なお母さんが珍しくありません。

特に「ことば」に関しては、「まだ幼いから分からない」、「言っても聞かないから…」

という風に考え、ついやり取りが疎かになってしまうケースが多いようです。

確かに0歳の子どもは言葉の意味を「理解」することはできないかもしれません。

しかし、「聞く」ことはできますし、ことばの意味を「考える」ことに対しては、全身全霊を傾けています。

子どもの「好奇心」を満たし、親子の「絆」を育む…
「お母さんのことば」ほど子どもの成長に有益なものはありません。

「お歌」や「本」を活用する

「お歌」や「本」を活用する

コミュニケーションが大切だとは思っているけど、何を話せばいいのか分からない…

そのようにお悩みのお母さんも多いのではないでしょうか。
結論から言うと、話すことは何でもOK。

今日のお天気でも、道端に咲いている花でも… わざわざ「テーマ」なんて難しく考える必要はありません。

ことばで興味・関心を喚起してあげれば、子どもは何にだって好奇心を抱きます。

自然と新しい「感性」が育まれ、「知能の発育」にもプラスの影響が生じます。

まだことばの意味が分からない乳幼児期だって、話すことは大切。

もしも「喋る」形でコミュニケーションすることに苦手意識があるなら、絵本の「読み聞かせ」や「お歌の時間」など確保してあげましょう。

ことばを「勉強させる」なんて難しく考える必要はありません。ポイントは、とにかくお子さんを「楽しませる」こと。

「ことばを覚える」のはあくまでも結果で、楽しいコミュニケーション過程にこそ意味があります。

将来的に見ても、言葉は全ての学力、勉強の基礎となります。

本の読み聞かせが「読書の習慣」につながれば、本から自然と様々な「知識」を習得し、自発的にものごとを「考える」、本当の意味で「知的な子ども」に成長することでしょう。

「歌」と「読み聞かせ」で育む親子関係

忙しいときには「歌」!「ながらコミュニケーション」のすすめ

「ことばのコミュニケーション」という風に書くと、必要以上に難しく考えてしまうお母さんも多いようです。

「読み聞かせ」にしても、「何」を読めばいいのか…「内容」にこだわる方も多いことでしょう。

迷う必要はありません。本やお話の中身は何でも良くて、とにかく「ことばに触れる機会」を増やしてあげることが大切。

それが子どもにとって「楽しい」ものであれば、どんな形であれ親子の交流は充実し、より豊かな信頼関係が成立します。

例えば「歌」。
オムツを替えながら、一緒のお風呂に入りながら、とりあえず何か口ずさんでみましょう。

歌の一部でも、サビだけでもOK。
即興で適当な歌を「自作」しても構いません。

上手・下手(音痴)なんて気にしないでくださいね。メロディをつければ、自然な形でことばに対する興味・関心を喚起できます。

そして何より、親子が二人で「一緒に」歌うという行為自体、子どもにとっては至福のひととき。

CDなど利用しても構いませんが、「一緒に」何かをするという経験こそ、親子の絆を深める最高の機会なのです。

生まれたばかりの0歳児にも、お母さんの声は届いています。
聴覚は人間の五感で最も早く発達し、非常に幼い段階から脳に様々な影響を与えます。

世界共通の文化として「子守唄」が存在することを考えれば、「歌」の力がお分かりいただけるのではないでしょうか。

子どもにとって「最も心地よい音」である「お母さんの声」。

育児は「忙しい」ものですが、授乳、オムツ交換、お散歩など、「何かをしながら歌う」ことを習慣としてみてはいかがでしょうか。

おすすめは、ことばやメロディがシンプルな「童謡」。子どもはあっという間に覚えて、お母さんと一緒に口ずさむようになります。

毎日5分「読み聞かせ」の習慣を

毎日5分「読み聞かせ」の習慣を

本の「読み聞かせ」は、子どもと「ことば」でコミュニケーションする最も手軽な手段。

「上手に読む」必要も内容を「説明する」必要もありませんから、とにかく始めてみましょう。

中には興味を示さない子もいますが、それでも何度か二人で本を開いているうちに、必ず関心を抱くようになります。

読み聞かせを始めるのは早ければ早いほど良く、ことばの発育に良い影響を与えることが分かっています。

まだことばの意味がまったく分からない0歳時から始めてもOK。お母さんの「声」を聞かせること自体に大きな意味があります。

ただし、読み聞かせは「勉強させる」という意識で行なうのではなく、あくまで「二人で楽しむ」、「子どもを楽しませる」ことを優先してください。

多くの子どもの「本嫌い」が学校の読書感想文から始まるように、「学習」を優先したアプローチは無用の「苦手意識」を与えかねません。

読み聞かせの基本は、二人で同じものを「見て」、その対象について「共感」し、感想などを「話し合う」こと。

見ること、聞くことは0歳から、共感は1歳~2歳、親子で具体的に感想を話し合うことは2歳~3歳くらいからできるようになります。

読み聞かせはお父さんが行なってももちろんOK。

ある研究によると、怪獣やお化けが出てくる本に関しては、男性の声で読み聞かせた方が子どもはより強い興味・関心を抱くようです。

0~3歳にかけて、子どもは柔軟に色々なことを吸収します。

事実、子どもの学習力と読書量は比例するというデータもあり、読み聞かせがコミュニケーションの手段にとどまらず、知能の発育に作用することも間違いないようです。

まずは絵本から始めて、次に挿絵の多い児童書や図鑑、そして小学生向けの短編小説へ…

といった具合に、子どもの年齢や興味に応じて、たくさんの本(ことば)に触れる機会を与えてあげましょう。

親子で時間を共有

「スキンシップ」も「ことば」によるコミュニケーションも、始めるのに「手遅れ」ということはありません。

0歳児だって幼稚園児だって、同じくらいお母さんとのコミュニケーションを求めています。

その形や方法は成長とともに変化しても、基本となるのは二人で時間を「共有」すること。

ぜひ今日から、より充実したコミュニケーションのあり方について考えてみてください。

◆ 執筆・監修/マイハピ 編集部
最終更新日:2023年11月18日

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