「人生は妥協の連続」なんてウソ!欲求に忠実な生き方を貫く人生観
つらい仕事に耐えて、ストレスフルな人間関係を維持して…
自分はこれだけ「我慢」しているのに、どうして幸せになれないの?
- そのように思い悩んだことはありませんか?
- まだまだ「忍耐力」が足りないから?
- いずれはつらい境遇にも「慣れる」から大丈夫?
いいえ。
もしかすると、あなたは「我慢」しているつもりでも、実は「妥協」を重ねているだけなのかもしれません。
大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
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妥協のない決断で人生はもっと輝く
より充実した人生を目指すために…「我慢」と「妥協」の違いは?
私たちは「我慢」や「忍耐」を美徳とする社会に生きています。
一つのことを最後までやり通す、自分なりの価値観を貫く…
そんな姿勢は、確かに美徳として賞賛されるべきでしょう。
ただし、「我慢」と「妥協」は似ているようで全く別のものです。
両者の違いはどこにあるのでしょうか。
「仕事」を例に考えてみましょう。
今の仕事がキツイ、つらい、職場の待遇に満足できない…
そんな場合に「転職」することは、果たして「ワガママ」でしょうか。
現状を「我慢」して「働き続ける」としたら、それは「忍耐力がある」から?
それとも単なる「妥協」に過ぎないのでしょうか。
確かに、「妥協を許さない生き方」は、しばしば個人の「ワガママ」にも見えて、非難の対象になることも珍しくありません。
逆に、当人が「仕方ないかな…」と消極的に判断して、一つのことを嫌々続けていても、周囲からは「よくがんばっている」と好意的に受け止められるケースがあるのです。
このように考えてみると、「我慢」と「妥協」の境界線は、かなり曖昧なものに思えるかもしれません。
そんなときに忘れないでほしいのは、現状に自分が「満足」なのか、ということ。
「今」は良くても、「人生」という長いスパンで見た場合に、将来の「幸せ」が思い描けるのか…。
幸せを追い求める生き方は、個人の最も基本的な「権利」であり、けして「ワガママ」ではありません。
「今の満足度」、そして「将来の幸せ」。
この2つの観点から見て自分が「納得」できるのであれば、現状を維持するための取り組みは「努力」であり、ときには「我慢」が必要であると判断してよいでしょう。
しかし、現状に不満があり、根本的に将来や人生そのものを変えたいのなら…
あなたはいつの間にか「我慢」ではなく「妥協」しているのかもしれません。
人生相談の落とし穴!自分の幸せは自分にしか分からない
転職、離婚、もしくは美容整形だって、それが冷静な判断に基づくものなら、積極的に選択すべきです。
ただ、こうした話題について家族や友人に相談すると、多くの場合「現状維持」を勧められます。
転職 → 今の職場でもう少し「我慢」しなさい
離婚 → 親の「ワガママ」で子どもを不幸にしてはいけない
整形 →「高望み」はみっともない
どれも一見したところはもっともな意見に思えるかもしれません。
しかし、これらの意見に共通するのは、
「無難に生きるべき」
「ときには妥協も必要」
という一種の消極性(諦念)です。
あなたのためを思って口にされた言葉だとしても、本当の意味であなたの「幸せ」に資するアドバイスだとは限らないのです。
結局のところ、自分が真に満足のできる生き方、幸せな人生は、自分にしか分かりません。
収入より「やりがい」のある仕事を求める方もいれば、シングルマザーとして魅力的に輝く女性もいます。
美容整形で理想的なルックスを手に入れ、「自信」と「女性としての幸せ」を手にする生き方だって、全然OKだと思いませんか?
「妥協をしない生き方」は、ときどき周囲から「ワガママ」扱いされたり、妬みや非難の対象にもなります。
ときには他人の意見に流されそうになってしまうこともあるでしょう。
いわば「空気」を読んで、妥協してしまう人も少なくないのです。
自分にとって、本当に大切なもの、幸せな人生とはどのように実現されるべきか…。
このことをよく考えてみてください。
そして、無闇に他人の言葉に(それが善意のアドバイスであっても)惑わされることなく、最後まで自分の意志を貫いてくださいね。
「お金」と「運」についてよくある「勘違い」
経済面の「こだわり」は「浪費」につながりやすい
ここまで「妥協との決別」を軸に話を進めてきましたが、「勘違い」に気をつけてほしいポイントがいくつかあります。
まずは「お金」について。
ありきたりな「モノ」や「サービス」に満足しない人生が、「セレブ」な生き方として、ちょっとしたトレンドになっていますよね?
それは果たして「妥協しない生き方」といえるのでしょうか?
ブランド物のバッグをいくつも所有し、毎日のように高級レストランでディナー…
ここまで極端な例は少ないにしても、有名人が「おすすめ」する商品、テレビや雑誌で紹介されている有名店など、積極的に購入・利用する方は珍しくありません。
しかし、それらの「モノ」や「サービス」は、本当に必要なものでしょうか?
どれだけあなたを「幸せ」にしてくれるのでしょうか?
あなたが本当にお金持ち、もしくはセレブリティで、経済的に相応の余裕があるのなら、贅沢を楽しむのも良いでしょう。
しかし、平均的な収入しかないのに、高級品や有名店に目がないとしたら…
それは単なる「浪費」ではありませんか?
世間一般でイメージされる「成功」や「幸せ」は、少なからず「お金」と結びついています。
ただし、贅沢は成功の「結果」として味わえるご褒美のようなもので、「手段」ではありません。
身の丈に合わない贅沢は、成功の「疑似体験」に過ぎないのです。
判断の基準は経済力だけではありません。
「満足感」や「充実感」も大切です。
「妥協をしない生き方」は、自分の人生を充実させ、本当の意味での満足、幸せを目指すもの。
逆に言えば、本当に大切なもの、必要なもの以外は「切り捨てる」人生でもあります。
自分にとって、本当に価値のあるものは何か。
様々な情報が溢れかえる現代社会にあって、多くの人々がその答えを見失っています。
「お金」や「経済力」は確かに大切ですが、唯一の答えではあり得ません。
贅沢や消費(経済)活動は、幸せの一要素に過ぎない…
そのくらいに考えて、ひたむきに「本当の幸せ」を追求しましょう。
「運」を言い訳にしない人生を
不幸な人生に妥協している方の多くは、「運が悪い」ことを言い訳にしています。
もう少しルックスが良かったら…
頭が良くてスマートに振る舞えたなら…
そのように考えて、「生まれつき」の資質に不幸の原因を求めるのです。
確かに「運の良い人」、「恵まれている人」はいますし、不公平に思える場面も多々あります。
しかし、そういうことばかり嘆いていてもはじまりません。「運が悪い」=打開策が存在しないとは限らないのです。
不遇に打ち勝つ生き方こそ「妥協しない人生」ではないでしょうか。
不運を言い訳に妥協を重ねることは簡単です。「運」のせいにすれば、気持ちが慰められる場面もあるでしょう。
しかし、不運を理由に妥協を繰り返せば、最後に待っているのは「不幸な人生」でしかありません。
それでは結局、不運=不幸を自分で選択しているのと同じことです。
「逆境をバネにする」という生き方があります。「反骨精神」という言葉があります。
とはいえ、必ずしも苦手なこと、不得意な分野を全て克服する必要はありません(あまりに膨大なエネルギーが必要ですから)。
自分の「得意なもの」、「幸せを感じる生き方」を追求するのも、立派な打開策ではないでしょうか。
人生は結果論。「終わり良ければ全て良し」の精神を忘れないでくださいね。
「妥協しない」生き方を貫いていると、ときには疲れてしまうこともあるかもしれません。
「こだわり」は心身の「こわばり」を、独自の「スタイル」は独自の「ストレス」を生じさせるものです。
ですから、たまには思い切り「手抜き」して、生活にメリハリをつけましょう。
こだわる部分には徹底的にこだわり、そうでない部分はバッサリ切り捨ててしまう。
何を追求し、何を無視すべきか。そのポイントを「取捨選択する自由」も、あなたの手に委ねられています。
◆ 執筆・監修/マイハピ 編集部
最終更新日:2024年5月3日
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