ナチュラルメイクの基本テクニック! 自然に見せるポイントは

メイクのトレンド(流行)はとても短命。
「季節の新色」なんて、毎年かわるのが普通です。
ファッションは流行を追いかけるのも楽しいものですが、基本的には「自分に似合う」か「気に入っている」か、個人の判断や趣味で選ぶもの。
「流行に流される」メイクは考え物です。
最先端のメイクは、「若い人」、「外国人」に似合う前提で考案されています。
ですから、30代以降の女性には無理がある、似合わない場合も少なくありません。
「ナチュラルメイク」のトレンドだって、毎年のように変化しています。
メイクは本来、より「美しく」、「若々しく」、「健康的に」自分を演出するための技術。
流行が目まぐるしく変化しても、この基本的な考え方は変わりません。
どんなメイクが自分に「似合う」のか。どうすればより魅力的に自分を「メイクアップ」できるのか。
今回は基本となるテクニック、その考え方について解説します。

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自然な「下地」のメイク術
ナチュラルメイクはファンデーションから
メイクは「自然」に見せることから始まります。
あなたを見た人に「お化粧が上手!」、「メイクに気合が入ってる」なんて思われたら失敗。
「キレイ」・「カワイイ」自分を演出するためにも、まずは「ナチュラルメイク」の基礎を押さえておきましょう。
ナチュラルメイク最大のポイントは「自然な肌」。
ファンデーションは丁寧に行ないます。
季節や日によって変化する肌質・肌色に合わせて「使い分ける」か、ミックスして「自作」するのが理想。
例えば、脂っぽい肌にはサラリとしたハードタイプ、乾燥肌の方はモイスチャータイプ、といった具合ですね。
混合肌の方はTゾーンにパウダー、その他の部分はリキッドという風に、各部位によって使用するファンデの種類を選びましょう。
ファンデのカラーは「首の色」を目安に。
無理に「色白」、「美白」に見せることはせず、地肌より少し濃い目でOK。
より自然な仕上がりを期待できます。
ファンデをミックスする場合は、「黄色」の色合いをやや強めに出して、「しっかり混ぜ合わせる」ことが大切。
シミやくすみを目立たなくするとともに、自然な透明感を演出します。
日本人の肌にはピンク系のファンデが合いますが、色白の方は薄いベージュ系、色黒の方は薄いオークル系+ピンク系の重ね塗りをベースにすると良いでしょう。
均一な「ベタ塗り」を避けるために
ファンデーションは顔が立体的(3次元)であることを意識しながらメイクしてください。
そうすることで、よりナチュラルな完成度を高めることができます。鏡を前にすると、どうしても意識は正面にだけ集中しがち。
プロのメイクアップアーティストは、様々な角度から仕上がりをチェックします。
できれば三面鏡を購入するなどして、より手軽に正面・斜め・横顔を確認できる環境を整えましょう。
顔を多面的にイメージできるようになれば、シャドー不要、単色のファンデで濃淡を出すテクニックも磨かれます。
ポイントは、水彩のペンタッチのような塗り方。
スポンジの流れ、方向性を意識しながら、リズミカルに優しく肌をなでるような感覚で。
スポンジはホームベース型にカットすることで、目元など塗りにくい部分もきっちりと仕上がります。
「化粧ノリ」は朝の洗顔、夜のメイク落としで決まる!
ファンデの「ノリ」は前日のスキンケアに大きく左右されます。
お肌のコンディションを整えるためにも、メイクオフは丁寧に行ないましょう。
クレンジング、洗顔を基本に、ぬるま湯でしっかり洗い流してください。
シートタイプのメイク落としは手軽で便利なのですが、刺激の強いものが多いので、敏感肌の方には不向き。
ぬるま湯で丁寧に洗うことで、毛穴が適度に開き、より確実にメイク(特に色素)を落とせます。
翌朝、メイク前には必ず洗顔を行なってください。
乾燥肌の方は、必ずしも洗顔料を使用する必要はありません。
ぬるま湯でさっと洗ったら、水で肌を引き締めましょう。
一手間かけることでぐっと化粧ノリが良くなります。
洗顔後はすぐに化粧水・乳液で保湿。保湿は洗顔後90秒以内が理想とされています。
アンダーベースはその日のお肌の調子に合わせて使用。夏場はUVカットも兼ねて、肌をケアするために使用してください。
スキンケアをきっちり行うことで、より美しい「素肌」を、メイクの映える「環境」を整えましょう。
パウダーで仕上げを
ナチュラルメイクに欠かせないのが、良質なパウダーによる仕上げ作業。
粒子が細かく、適度に油分のあるパウダーで、より自然なメイクの完成です。
パフはお肌に優しい綿タイプがおすすめ。
パウダーは使いすぎることなく、あくまで自然な仕上がりを目指します。
余分な粉はフェイスブラシで落としましょう。
ブラシの毛が硬いとお肌に負担がかかるので、自然毛タイプか高価なブラシを使用してください。
安価なブラシは寿命が短く、かえってコストパフォーマンスが良くありません。
パウダーは顔全体に均一に、ごく薄くつければOK。自然な「若さ」を演出します。
さらに嬉しい効果として、皮脂や汗を吸収し「化粧崩れ」を防ぐ、紫外線対策(UVカット)も期待できます。
パウダーは「使いすぎ」に要注意。
少量を少しずつつけて、きめの細かい仕上がりを目指しましょう。
ニキビなどの赤味が気になる場合は、少しだけ多めにつけてカバーするのも良いですね。
毛穴など気になるTゾーンについては、特に丁寧にパウダーを使用。
最後にブラシで余分な粉を落としたらできあがりです。
自然で美しい「アイメイク」のテクニック
キレイな眉の作り方
眉は顔の印象を大きく左右するパーツです。
だからこそメイクの難しい部分でもありますが、慣れてしまえば意外に簡単。
目(アイメイク)とのバランスを考えながら、自分をより美しく見せてくれる眉を探してみましょう。
トレンドに流されることなく、あくまで自分に「似合う」眉を作ってくださいね。
メイクは「眉尻」から始めて、余分な毛はガードつきのカミソリで処理します。
毛抜きで「抜く」のはNG。徐々に薄くなり、部分的に生えなくなってしまいます。
また、年齢によって眉の位置は変化するので、「微調整」ができるよう「抜かずに残しておく」方が良いでしょう。
パウダーは眉尻 → 中間 → 眉頭の順番で。
毛の足りない部分はペンシルで補いましょう。仕上げにブラシでとかせば完璧。
パウダーやペンシルを毛の流れにそって眉毛に「なじませる」イメージです。
まずは自分が「描きやすい」方の眉を描いてから、反対側をそれに合わせて描くと、バランスの良い仕上がりになるでしょう。
慣れないうちは紙に描くなどして練習してください。
アイライン、アイシャドー、マスカラの基本
流行のアイメイクは、その多くが外国人、または「ハーフ系」の顔に似合う前提で考案されています。
しかし、一般的な日本人は彫りが浅く、必ずしも人気のメイクが似合うとは限りません。
例えばアイシャドーは、派手めの色を使うとまぶただけが「浮く」方が多いようです。
茶色系のカラーで下地を作るなどして、「目以外の部分」とのバランスを考えてみましょう。
女性らしい「目力」を強調したいのなら、アイラインは必須。
特に目の周辺に「たるみ」が出始める30代以降の女性には欠かせません。
アイライナーはペンシルタイプ、芯の硬いものが使いやすくておすすめ。
まつげの生え際、さらにその内側に、「一筆書き」のイメージで一気に描き上げます。
ラインはアイラインブラシでぼかすとより自然な仕上がりに。
まつげの短い方は、ビューラーで毛をカールさせましょう。瞳を大きく見せるだけでなく、自然な立体感(奥行き)も演出できます。
マスカラはアイラインと同じ色を使って、まつげより長く、濃く見せましょう。
なでるように軽く、根元から毛先に向かってのばしてください。これでナチュラル系アイメイクの完成です。
メイクはとにかく「経験」することが大切。
練習のつもりで、いろいろなタイプのお化粧に挑戦してみましょう。
まずは数をこなさなければ、どんなメイクが自分に似合うのか、把握することもできませんから…。
今回学んだ基本のテクニックを活用して、美しく「見せる自分」を演出してみてくださいね。
◆ 執筆・監修/マイハピ 編集部
最終更新日:2023年11月18日
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