毎日の「疲れた」から考える「心の病気」とメンタルヘルス

- 何となく疲れやすい…
- やる気が起きない…
- 日々の暮らしに寂しさを感じる…
そんなあなたは「心が風邪を引いている」のかもしれません。
「心の病」というと大袈裟に聞こえますが、身体と心の健康は似たもの同士。
疲労感やモチベーションの減退は、ちょっとした「心の不調」によるところが大きいようです。
現代の暮らし、生活の中に潜む「メンタルヘルス」のリスクとは?
「がんばる人」ほど陥りやすい、つい見過ごしがちな「心の病気」について考えてみましょう。

大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
【主な有資格者】
・女性活躍マスター
・ファイナンシャルプランナー
・キャリアコンサルタント
・子どもの貧困専門支援員
・児童虐待防止支援アドバイザー
・心理カウンセラー
・個人情報保護士
・保育士
・美容師
・ビューティーアドバイザー
・ウエディングプランナー
・終活アドバイザー
MyHappi(マイハピ)とは?
\PR:スマホでカンタン無料登録!/
心の「疲れ」その正体は
心が疲れる原因
日本人は世界一「疲れた」という言葉を多用する国民だといわれています。
仕事が終わると「あ~疲れた」、休日は楽しいはずの外出先でも「疲れた疲れた…」。
口癖になってしまっている方も多いことでしょう。
疲れたという言葉には、様々な意味が含有されています。例えば、
こんなに頑張ったんだから、自分のことを「労わって」ほしい…
家族のために時間と労力を費やした自分の努力を「認めて」ほしい…
心身のストレスに「気付いて」もらいたい…
こうした「メッセージ」が、家族や友人の間で理解・共有されているうちは問題ありません。
「自分は疲れている」という状態は「受容」されるだけでも、その疲労感、ストレス、フラストレーションなどは幾分か緩和されます。
心身のトラブルに発展する可能性があるのは、周囲の「無関心」、または「出口の見えない疲れ」。
特に、
- 疲れたと素直に「言えない人」
- 疲れたと言う「相手がいない人」
- 「生きること」そのもに対して疲れている人
は、ある日突然に精神的な「限界」を迎えたり、精神疾患、心身症などの「病気」を発症するリスクが高いようです。
疲れを感じやすい人と感じにくい人
「自分はすぐに疲れてしまう」という方は、対人的な場面で消耗してしまうケースが多いようです。
人と話すのがキツイ、会話を楽しむ余裕がない…
日常生活は「人間関係」なくしてあり得ませんから、対人的な疲労は「人生全体を覆う疲労感」といっても過言ではありません。
何気ないはずの会話で緊張してしまう…
ちょっとした「飲み会」や家族の「団らん」すら億劫…
そのように感じている人は、けして少なくありません。
とはいえ、一人でいると孤独感に打ちのめされそうになるし…
退屈でたまらないし…
板ばさみの状態で苦しんでいる方も多いことでしょう。
あなたの抱えている慢性的な「疲れ」は、心の発するシグナルかもしれません。
誰かに「認めてもらいたい」という、精神の「悲鳴」にも似た危険信号…
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、日本人は「メンタルヘルス」に無関心な国民だともいわれています。
まずは自分の「心の病巣」がどこにあるのか、精神的にどのような「病態」に陥っているのか、冷静に分析することから始めてみましょう。
しかし一方では、毎日を快適に、楽しげに過ごしている人もいます。
「疲れた」と口にすることは滅多になく、人間関係から無用のストレスを感じることもない…
この「違い」はなぜ生まれるのでしょう。
その理由を考えることで、心の健康を取り戻し、メンタルの「疲れ」を解消するためのヒントを探っていきます。
\スマホでカンタン無料登録!/
メンタルヘルスと「理解者」の関係
実は病気かも?「プチうつ」治療の難しさ
うつ病をはじめとする「心の不調」を、単なる「甘え」だという人がいます。
「我慢」が足りない、「気合い」で何とかしろ…
日本ではこのような言説がまだまだ一般的に「通用」します。
さらに問題を複雑にしているのは、心の不調に悩んでいる当人も、「自分は我慢が足りない」、「頑張れば何とかなる」という風に考えがちなこと。
「身体の病気」と違い、「心の不調」には「一生気付かない」人も少なくありません。
長い間「診断」されることがなく、したがって「治療」の対象になることもない。
下手をすれば数十年という期間に渡って、メンタルを病んだまま一生の貴重な時間を費やしてしまう。
ここに問題の本質があるといっても過言ではありません。
例えば最近になって流行している「プチうつ」。いわば「心が風邪を引いた状態」です。
週末~休日は元気だけれど、平日は何もやる気が起きない、仕事を頑張れない。
単なる「疲れ」や「サボり癖」、「怠けている」ようにも見えるため、治療に取り組む人は少ないようです。
一見したところ「元気に見える」、「症状が軽い」という特徴があるからこそ、逆に問題の解決(受診の決断→治療)が難しいわけですね。
「心の健康」に欠かせない「理解者」の存在
「疲れ」の原因が「軽微なうつ」だとするなら、発症の可能性は何に左右されるのでしょうか。
性格?
遺伝的な要因?
確かに「生まれつき」の傾向も影響するに違いありません。
しかし最も大きなポイントとしては「理解者の存在」が挙げられます。
人は誰しも、「理解されたい」、「共感を得たい」という欲求を持っています。
例えば仕事を終えて帰宅したある日。
もしあなたが「疲れた」という言葉を口にして、「じゃあ早く寝なさい」、「たまには有給でも取れば?」なんて言われたら、かえって腹が立つのではないでしょうか。
なぜならあなたはアドバイス(疲れを解消する方法)を求めているのではなくて、理解・共感を求めているから。たった一言、
「大変だったね。お疲れさま」
と言われるだけで、あなたの「疲れ」は大幅に緩和されるに違いありません。
自分の「疲れ」→「頑張りや努力」が認められる人、家族や恋人からこまめに「受容」されている人は、「心の健康」を高い水準で維持することができます。
したがって、「愚痴を聞いてくれる家族」や「悩みを相談できる友人」は、ときとしてプロのカウンセラー以上に有用な存在となります。
とはいえ、単に「家族がいれば大丈夫」、「結婚すれば問題が解決する」、「友達が多いから安心」と断言することはできません。
残念ながら、「理解力に乏しい両親」や「愚痴を無視する夫」は珍しくないのです。
ときには「疲れている」あなたに対して、さらなる負荷を強いる家族、かえってストレスを増大させるような友人関係に、嫌気が差すこともあるのではないでしょうか。
\スマホでカンタン無料登録!/
心を「労わる」、「疲れない」生き方のコツ
「一人」でいること「孤独」な暮らしに潜むリスク
もちろん、すべての「疲れ」の原因が「プチうつ」だとは限りませんが、「理解者の欠如」が人生に影を落とすことは間違いありません。
一見したところは独身生活を満喫しているように見える人だって、「結婚願望」という形で「理解者を求めている」ケースは多いようです。
事実、未婚率こそ増加している昨今ではありますが、「結婚したい」という望みそのものは、現在も多くの男女が持ち続けています。
人間は社会性なくして生きられない存在です。
「私は一人でも生きていける」という人は、世間一般には「強い人」と見なされます。
実際、独立心に富み、自信に溢れた「キャリアウーマン」も少なくありません。
しかし、だからこそ「自分は大丈夫」と「油断」してしまう傾向が強いのです。
一人で快適に生きてきたつもりが、ある日突然に孤独感で打ちのめされ、はじめて自分の「弱さ」や「脆さ」に気付かされる…
特に40代以降になると、「中年の危機」や「更年期障害」なども相まって、精神の支柱が大きく揺らぐ女性が少なくありません。
乱れた生活習慣が心臓病や癌のリスクをを高めるように、「一人で生きる人生」は、目に見えない形で徐々にメンタルを蝕んでいきます。
日々「ゆるやか」に「つながる」暮らしを
日々の「暮らし」や「生き方」の中に処方箋があるとすれば、それは「ゆるやかなつながり」です。
ずっと一人でも大丈夫、なんて「慢心」せず、最低限の人間関係は確保しておくこと。
親兄弟、恋人、友達、親戚付き合い、職場でのコミュニケーション…
普段は面倒に思える関係も、「常識」くらいの水準で維持しておきましょう。
その中に「真の理解者」を見出すことは難しいかもしれません。
しかし、誰かと「つながる」ことさえできれば、精神面のリスクは必ずヘッジ(分散・回避)されます。
人間関係で消耗しがちな人は、「ゆるやか」な関係性、適度に「距離を置く」関係を意識してみてください。
このくらいの付き合いなら「疲れない」し「気楽」でいいな…
そう思えるような距離感。それが「ゆるやかなつながり」です。
ここでいう「つながり」は、必ずしも「身の周りの人間関係」に限定されません。
インターネット上の「友だち」、SNSの「つながり」から滋養を得ることだって十分に可能です。
忘れないで欲しいのは、「上辺だけの付き合い」にもそれなりの「効能」があるということ。
「ゆるやか」だからこそ摩擦が少なく、「つながる」からこそ社会的な欲求が満たされる…
メンタルヘルスを健やかに保つ「処世術」として、心に留めていただければ幸いです。
\スマホでカンタン無料登録!/
まとめ
日本人の「疲れた」は、心の発するシグナル
「疲れた」と言えない人、言う相手がいない人は、「心の病気」に陥るリスクが高い
「疲れ」の多くは人間関係に起因する
「プチうつ」をはじめとする「心の病」に対して、日本人は非寛容的
「心の病気」は症状が軽いものほど周囲の理解を得られず、治療が難しい(診断に至らない)
「理解者」の存在が「疲れ」を大幅に解消・緩和する(精神疾患の予防につながる)
「一人で生きる人生」はメンタルを病むリスクが高い
「ゆるやかなつながり」でリスク回避を。たとえ「理解者」は得られなくても、大きなメリットがあるはず
・この記事のプライバシーポリシー
・この記事に関するご質問はこちら
・執筆責任者/マイハピ編集部
・運営責任者/株式会社ユーテック
・顧問弁護士/弁護士法人えそら
・商標登録/登録番号「1・2・3」
\PR:スマホでカンタン無料登録!/
\PR:スマホでカンタン無料登録!/
監修の先生ご紹介
マイハピの記事を監修していただいている専門家の先生をご紹介いたします。
※順不同・敬称略

東京弁護士会所属(登録番号49705)。宅地建物取引士。
法律事務所や大手不動産会社、大手不動産投資顧問会社を経て独立。
IT、不動産、相続、人事労務など幅広い相談に対応している。
さまざまなメディアにおいて多数の執筆実績がある。
松浦綜合法律事務所様の公式HP

中央大学法学部卒業。
横浜市内の司法書士事務所勤務を経て、2014年に横浜で独立開業。
2018年に法人化し平塚支店を設置。
個人向けに終活サポート・相続手続・障がい者の法的支援、法人向けに企業の法務手続等幅広く取り扱っております。
特に相続案件は年間100件以上受任しています。
新聞への寄稿、書籍執筆経験あり。
司法書士法人スターディオ様の公式HP

加陽麻里布(かよう・まりの)です。
当事務所は、上場会社からベンチャー企業の法務手続を幅広く扱っています。
上場準備、ファンド組成、ストックオプションの設計から発行まで、ワンストッ プで行うことが可能です。
わたしたちは「クライアントファースト」という基本理念とその理念の実現のための基本姿勢を共有できるメンバーと共に、常に創意工夫をし、新たな付加価値を創造することによってお客様の多様なニーズにお応えします。高度な法律手続の専門家として、お客様に選ばれるパートナーとなることを目指しております。
関わってくださったすべてのお客様に多大なる感謝を持ち誠心誠意取組んでまいります。どうぞお気軽にご相談ください。
司法書士法人永田町事務所の公式HP

卒業後、弁護士事務所、司法書士事務所、税理士事務所などで勤務。
現在、行政書士として行政書士事務所で活動中。
行政書士、宅地建物取引士、ビジネス実務法務検定2級、日商簿記2級、英検2級、測量士補、FP2級、賃貸不動産経営管理士などの資格を所有しています。
りこ行政書士事務所様の公式HP

大手監査法人の地方事務所で上場企業の法定監査などに10年ほど従事した後、出産・育児をきっかけに退職。
現在は、個人で会計事務所を開業し、中小監査法人での監査業務を継続しつつ、起業女性の会計・税務サポートなどを中心に行っている。
※オンラインでの対応も可能。ぜひ、お気軽にご相談ください。
内山会計事務所様の公式サイト

1995年4月 情報通信会社入社。
30歳を機に苦手だった経済分野を克服したいという思いから、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
同時期に購入したマンションの返済を8年で完済した実績を持つ。
2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。
2017年10月 独立。
主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行っています。
個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス)、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。
また、個人事業主の法人化における手続きアドバイス等も行う。
新井智美オフィシャルウェブサイト

結婚、出産、子育てをしながら、某大手生命保険会社に12年勤務
退職後、生川FP事務所を開業し、2007年2月、株式会社アスト設立
マネーライフに関する様々な分野でのコンサルタントとして活動中。
現在、家計相談などのコンサルタントの傍ら、各地でこづかいゲームをつかったワークショップをはじめ、子どもの心とお金の関係について講演、セミナーを行っている。
2015年度金融知識普及功労者として金融庁・日本銀行から表彰を受ける。
株式会社アスト様の公式HP

社労士事務所OnYourSide様の公式サイト

ひとりでも多くの女性にあなたらしい人生を送ってほしいと願っています。
ハルニレ相談室様の公式サイト

生命保険など各種金融商品の勧誘・販売を一切行っていません。
自主企画のセミナー動員数はこれまで500人超。
宅建士でもあることから「お金と不動産の専門家」として活動。
この他の業務として【専門記事執筆】【宅建士・FP技能士資格講師】【コンサルティング】。
特に執筆は、年間250記事以上の連載、記事監修の実績があります。(現在の主な連載先…西日本シティ銀行、キャリコネニュース、財経新聞、マネーキャリアマガジンなど)
芙蓉宅建FPオフィス様の公式サイト

岡本妃香里様が運営しているマリモドラッグ

年間2万6千件を超えるお葬式、お墓、手元供養、無料仏事相談・お問合せを承ってきた「大野屋テレホンセンター」で仏事アドバイザーを務める。
お墓ディレクター2級、仏事コーディネーターの専門資格を保有。
豊富な知識と落ち着いた語り口でお客様に寄り添った回答が強み。
メモリアルアートの大野屋様の公式HP