「助けて」と言えない原因。幼少期の体験・トラウマ・プライド

2024.05.30
プロモーションが含まれます。
「助けて」と言えない原因。幼少期の体験・トラウマ・プライド

助けてと言えない人は、

  • 他人に心を開けない
  • 親しい人間関係を構築できない
  • メンタルを病みやすい

などの傾向があります。
「助けて」と言えない原因は?

幼少期の体験やトラウマが、あなたの行動を阻害しているのかもしれません。

マイハピ編集部2
この記事の執筆・監修マイハピ編集部
更新日:2024年5月30日

2009年に法人(株式会社ユーテック)設立
大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
主な有資格者
・女性活躍マスター
・ファイナンシャルプランナー
・キャリアコンサルタント
・子どもの貧困専門支援員
・児童虐待防止支援アドバイザー
・心理カウンセラー
・個人情報保護士
・保育士
・美容師
・ビューティーアドバイザー
・ウエディングプランナー
・終活アドバイザー
MyHappi(マイハピ)とは?

一人で悩んでいませんか?「まもろうよ こころ」に相談!(厚生労働省)

Q.幼少期の体験が原因になるのはどうして?

他人に助けてもらった経験が少ない人」は、

  • 困ったら自力で解決しなくてはならない
  • 他人を当てにすると裏切られる
  • 人生とはそういうものである

という諦念(諦め)を、人生観の中心に据えてサバイブしてきた人たち。

そのため「他人に助けてもらう」という発想すらありません。

Q.トラウマが原因になるのはなぜ?

多くの人は「他人を信頼できるかどうか」を親との関係性から学びます。

しかし、幼少期にネグレクトなど虐待を経験すると、

  • 人間は基本的に冷たい生き物である
  • 世間は厳しいし、人間関係というものはデメリットの方が大きい
  • 自分の事は自分で面倒を見る他ない

という風に「偏った学習」が強化されてしまいます。
トラウマ的な経験はそのバイアスを一層強化し、人間不信を招きます。

Q.プライドが高いと他人に頼れない?

日本人には特殊な国民性があって、「自助」「自己責任」という言葉が蔓延しています。

いわば「他人からの援助を無意識のうちに排除する」のが日本のスタンダード。

さらに「助けてもらうのは恥」という文化も相まって、生活困窮者も増え続けています。

Q.でも生活保護の人とか多くない?

生活保護には「捕捉率」という指標があります。
補足率とは、生活保護を利用する資格のある人のうち、現に利用している人の割合

この指標が、日本は先進国の中で最低水準。

日本の実態は「助けてと言いにくい国」に他なりません。

Q.メンタルを病みやすいのはどうして?

コミュニケーションの基本は「他人に甘える」姿勢です。

  • 自分の話を聞いてもらう
  • 悩みや愚痴に共感してもらう
  • ときには相手の意見を否定したり、ダメ出ししたりする(相手のことを信用して、率直に意見を開示する

助けて」と言えない人は「甘え下手」。

そのせいで対人的なフラストレーションを抱えやすく、メンタルにリスクが蓄積していきます。

Q.どうすれば「助けて」と言える?

自分の中にある「認知のゆがみ」を自覚しましょう。
具体的には、

  • 多くの他人は、自分が想像しているより優しい
  • 日本人が意識しがちな「恥」や「プライド」は、国際的な視点からいえば異様である
  • 幼少期の体験やトラウマに「自分の行動が縛られている」点を自覚する

などの「気づき」が、あなたの肩を押してくれるかもしれません。

Q.自分の現状は「親のせい」だと思うから、復讐したい!

まずはチェックリストで「毒親かどうか」を判別してみましょう。
復讐は逆効果になる恐れも。

より建設的な対処法はこちら

一人で悩んでいませんか?「まもろうよ こころ」に相談!(厚生労働省)

関連記事一覧

マイハピとは

MyHappi(マイハピ)とは

在宅ワークや副業のノウハウで、女性の「幸せ」をサポートする、女性向け総合サイトです。
終活からSDGsまで、専門家が語る日本の「今」。
美容・健康・恋愛に関する情報もポータルにご案内します。
MyHappi(マイハピ)とは
SSL GMOグローバルサインのサイトシール

当サイトでは、実在性の証明とプライバシー保護のため、グローバルサインのSSLサーバ証明書を使用し、SSL暗号化通信を実現しています。サイトシールのクリックにより、サーバ証明書の検証結果をご確認ください。

最新記事