「助けて」と言えない原因。幼少期の体験・トラウマ・プライド
「助けて」と言えない人は、
- 他人に心を開けない
- 親しい人間関係を構築できない
- メンタルを病みやすい
などの傾向があります。
「助けて」と言えない原因は?
幼少期の体験やトラウマが、あなたの行動を阻害しているのかもしれません。
大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
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目次
Q.幼少期の体験が原因になるのはどうして?
「他人に助けてもらった経験が少ない人」は、
- 困ったら自力で解決しなくてはならない
- 他人を当てにすると裏切られる
- 人生とはそういうものである
という諦念(諦め)を、人生観の中心に据えてサバイブしてきた人たち。
そのため「他人に助けてもらう」という発想すらありません。
Q.トラウマが原因になるのはなぜ?
多くの人は「他人を信頼できるかどうか」を親との関係性から学びます。
しかし、幼少期にネグレクトなど虐待を経験すると、
- 人間は基本的に冷たい生き物である
- 世間は厳しいし、人間関係というものはデメリットの方が大きい
- 自分の事は自分で面倒を見る他ない
という風に「偏った学習」が強化されてしまいます。
トラウマ的な経験はそのバイアスを一層強化し、人間不信を招きます。
Q.プライドが高いと他人に頼れない?
日本人には特殊な国民性があって、「自助」「自己責任」という言葉が蔓延しています。
いわば「他人からの援助を無意識のうちに排除する」のが日本のスタンダード。
さらに「助けてもらうのは恥」という文化も相まって、生活困窮者も増え続けています。
Q.でも生活保護の人とか多くない?
生活保護には「捕捉率」という指標があります。
補足率とは、生活保護を利用する資格のある人のうち、現に利用している人の割合。
この指標が、日本は先進国の中で最低水準。
日本の実態は「助けてと言いにくい国」に他なりません。
Q.メンタルを病みやすいのはどうして?
コミュニケーションの基本は「他人に甘える」姿勢です。
- 自分の話を聞いてもらう
- 悩みや愚痴に共感してもらう
- ときには相手の意見を否定したり、ダメ出ししたりする(相手のことを信用して、率直に意見を開示する)
「助けて」と言えない人は「甘え下手」。
そのせいで対人的なフラストレーションを抱えやすく、メンタルにリスクが蓄積していきます。
Q.どうすれば「助けて」と言える?
自分の中にある「認知のゆがみ」を自覚しましょう。
具体的には、
- 多くの他人は、自分が想像しているより優しい
- 日本人が意識しがちな「恥」や「プライド」は、国際的な視点からいえば異様である
- 幼少期の体験やトラウマに「自分の行動が縛られている」点を自覚する
などの「気づき」が、あなたの肩を押してくれるかもしれません。
Q.自分の現状は「親のせい」だと思うから、復讐したい!
まずはチェックリストで「毒親かどうか」を判別してみましょう。
復讐は逆効果になる恐れも。
より建設的な対処法はこちら