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涙袋の作り方5つ。マッサージは危険!「自力で作る方法」のウソ

2023.11.17
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涙袋の作り方

  • 目が大きく見える!
  • カワイイ女性にはみんなある!

そんな風に多くの女性が憧れる涙袋
実は、自力で簡単にできる作り方があります

ただし、ネット上にはウソ情報も多いので注意。
当編集部のプロエステティシャンが解説します。

マイハピ編集部2
この記事の執筆・監修マイハピ編集部
更新日:2023年11月17日

2009年に法人(株式会社ユーテック)設立
大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
主な有資格者
・女性活躍マスター
・ファイナンシャルプランナー
・キャリアコンサルタント
・子どもの貧困専門支援員
・児童虐待防止支援アドバイザー
・心理カウンセラー
・個人情報保護士
・保育士
・美容師
・ビューティーアドバイザー
・ウエディングプランナー
・終活アドバイザー
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涙袋とは?

涙袋とは?
涙袋とは、目の下にできる「膨らみ」のこと。

下まぶたに沿って瞳を縁取るようにできるため、「生まれつき美人のアイメイク」とも言われます。

でも実は、涙袋の正体はただの脂肪。

別名「ホルモンタンク」などと呼ばれることもありますが、実際にホルモンが入っているわけではありません。

女性ホルモンの分泌が多いと涙袋が大きい
涙袋の大きさにはフェロモンの分泌が関係している

そんな話もただの俗説。
科学的に根拠のある説ではないようです。

したがって、「女性ホルモンの分泌を促せば涙袋が大きくなる」というようなことはありません。
これは典型的なウソ情報です。

「くま」との違いは?

「くま」との違いは?
涙袋と「くま」はよく似ていますが、できる理由が大きく違います。

涙袋ができる理由は、顔(骨格)の形、目の下にある脂肪の量など。いずれも「生まれつき」によるところが大きいです。

一方で「くま」は、血行不良、加齢による色素の沈着、目の下の「たるみ」などが原因。
睡眠不足が原因でできることもあります。

見た目の印象も違います。涙袋のある女性は「カワイイ」「美人」「目が大きく見える」など、憧れの対象に。

しかし目の下の「くま」は、「不健康」「疲れて見える」「老け顔」など、マイナスのイメージが定着しています。

間違っても「徹夜してクマを作って涙袋を目立たせよう!」なんて考えないでくださいね。

美容上はデメリットしかありません(;^_^A

マッサージは危険!

マッサージは危険!
涙袋の作り方としてはマッサージが有名。
しかし実際には、マッサージに「涙袋を作る効果」はほとんどありません。

先ほども言ったように、涙袋の有無は「生まれつき」によるところが大きいです。

大きさは「脂肪や筋肉の量」によって決まるので、「マッサージで大きくなる」ことは「ほぼない」と考えてください。

例外として挙げられるのは、マッサージによって目の周囲の「むくみ」が解消した場合。

目元がすっきりして「涙袋が目立つようになる」ということはあるようです。

ただし、マッサージには危険も伴います。
摩擦による刺激が炎症を招き、シミやシワの原因になることも。

反面、「涙袋を作る効果」は期待できないので、おすすめの方法とは言えません。

ワセリンや美容液を使用しても、効果はやはり限定的。

ネットではよく「涙袋の作り方」としてマッサージが紹介されていますが、美容皮膚科やエステサロンでは「俗説」「ウソ情報」として否定されています。

目元の皮膚は非常にデリケート。マッサージの「危険性」には十分に注意しましょう。

涙袋の作り方

1.メイクでの作り方

メイクでの作り方
「本物の涙袋」ではありませんが、メイクで「非常にリアルな涙袋」が作れます。
しかも簡単で確実。手間も時間もかかりません。

アイライナー、またはアイブロウペンシルで、サッと一筋、「線を引く」だけでOKです。

上手く作るポイントは「やり過ぎない」「塗り過ぎない」こと。
必ず1本の線で、眼の縁に沿ったラインを出しましょう。

おすすめの手順は、

① アイブロウペンシルで線を引く
② ペンシルで線をぼかす(なじませる)
③ アイシャドウでさらにぼかす

以上の3ステップ。

コツは必要ですが、慣れると5分もかかりません。近くで見ても本物ソックリの涙袋ができますよ♪

2.テープでの作り方

二重を作る「アイテープ」を利用して涙袋を作ることもできます。
テープを「目の下に貼る」方法ですね。

アイテープ出典 T-Garden

テープの貼り方は、目元の脂肪を持ち上げるようにして、左右にぎゅっと引っ張るイメージ。

先ほど紹介したメイクと組み合わせると、さらに自然な仕上がりになります。

ただし、就寝前にテープを貼って長時間固定しても、涙袋が「癖になる」ことはありません。

この方法を「自力で整形」などと紹介するサイトもありますが、効果はあくまで「テープを貼っている間」だけ。

長時間の使用はシワの原因となってしまうので、就寝中のアイテープはおすすめできません。

マッサージと同じく「テープで涙袋が癖になる」という俗説もウソです。
アイテープはあくまでメイクの一つとして活用しましょう。

3.専用コスメでの作り方

専用コスメでの作り方
メイクで簡単に涙袋を作りたいなら、「涙袋専用のコスメ」がおすすめ。

市販の涙袋コスメとしては、

このあたりが使いやすくて人気です。
口コミでの評価も高いようですね。

一方で、涙袋を作るスキンケアコスメ(基礎化粧品)は「効果なし」という口コミが大半です。

EYEMAZING COSMELINEの「涙袋美容液」など人気商品ではありますが、まず効果は期待できないと考えてください。

とは言え、美容液やクリームで目元の「ハリ」を維持することは大切。

涙袋がない目元に「涙袋を作る」ことはできませんが、ハリを維持して「涙袋を目立たせる」努力は欠かさないでくださいね。

おすすめの美容液やクリームはこちらで紹介しています。
美容のプロが選ぶ「保湿ケアシリーズ」ランキング

生まれつき涙袋がある人も、たるみによって涙袋が隠れてしまう(消えてしまう)ことがあります。
目元はシワもできやすく、日常的なケア(特に保湿)は欠かせません。

美容液、クリーム、ワセリンなど、保湿成分を豊富に含む化粧品で、毎日丁寧なケアを心がけましょう。

4.筋トレでの作り方

筋トレでの作り方
涙袋は「眼輪筋」 という筋肉によって支えられています。
眼輪筋を鍛えることで涙袋の発達を促し、パッチリした瞳を手に入れましょう。

眼輪筋を鍛える方法としては「目のストレッチ」がおすすめ。

最初に目をぎゅっと閉じて、大きく見開き、そのままの状態を5秒キープします。

この際、正面を見る、左右を見る、上下を見るという風に、目を開くたび見つめる方向を変えてください。

あとはこの「開いて閉じる」動作を1分ほど繰り返します。

もっとシンプルに「毎日ウィンク100回」をおすすめする専門家もいます。

筋トレは「毎日続ける」ことが大切なので、あなたのやりやすい方法、続けやすい方法を選びましょう(‘ω’)ノファイト!

5.美容整形での作り方

美容整形での作り方
最も美しい涙袋の作り方は、やはり美容整形。涙袋の形成術は「プチ整形」の一種で、大規模な手術は不要です。

一般的な手術法は、ヒアルロン酸を注入するヒアルロン酸治療。即効性があり、日帰りOK、痛みもありません。

保険適用外となりますが、費用は10万円~15万円前後。美容整形としては非常に安価な手術です。

しかも涙袋の大きさ、形など微調整も可能。
自分好みの目元を手に入れることができます。

手術に要する時間も10分~20分程度。
通常は腫れが出ることもなく、手術当日から入浴&洗顔も可能です。

注意点はアフターケア(再手術)が必要になること。ヒアルロン酸の効果は長くて2~3年。

早い人だと1年ほどで涙袋が小さくなってしまいます。(ヒアルロン酸が体内に吸収されます)
定期的にケアが必要なので、費用については「維持費」も込みで考えてみましょう。

【追記】オロナインでの作り方はデマ!

オロナインでの作り方はデマ
ネットで「涙袋の作り方」を検索すると、オロナインの使用を推奨する記事がヒットします。

オロナインは本来「傷薬」の一種。あかぎれ、擦り傷、しもやけなどを治療する塗り薬です。

「オロナインで涙袋が作れる」という情報の発信元はSNS。
一部の女性の間で流行したようですが、使用上の注意点として、オロナインは目元への使用が禁止されています。

刺激性の強い成分が含まれているため、目元への使用は危険。絶対にやめてください。

オロナインで涙袋ができると言われている理由は、「脂肪の燃焼効果があって、目元がやせて、涙袋が目立つ」というもの。

しかし実際には、オロナインに脂肪を燃焼する効果はありません。
この方法もまた、ネット上で拡散したウソ情報の一つです。

「オロナインで涙袋ができた!」という体験談も報告されていますが、画像を見ると明らかに目元が腫れていたり、炎症を起こしていたりします。

つまり、オロナインの副作用である「腫れ」や「赤み」を涙袋と勘違いしているだけで、美容上の効果としてはデメリットしかありません。

炎症はシミの原因になりますし、肌荒れを繰り返せば乾燥し、シワもできやすくなります。

結論。

オロナインを目元に塗っても腫れるだけ!

涙袋ができる(大きくなる)ということはないので、「オロナインで涙袋を作る」方法は実践しないでください。

涙袋の作り方まとめ

涙袋の作り方まとめ

涙袋と女性ホルモン、フェロモンなどは関係がない

くまができる原因と、涙袋ができる理由は違う

執拗なマッサージは危険。美容上はデメリットの方が大きい
(目元の皮膚は非常にデリケート!)

涙袋はメイクで作る(目立たせる)のが基本(慣れると本物ソックリに作れる)

アイテープを使っても、涙袋が癖になる(固定される)ことはない
(あくまでメイク用のアイテムとして使うのが正しい)

専用のコスメを使えばより簡単に涙袋を強調できる

基礎化粧品で人工的に涙袋を作ることはできない

ただしスキンケアは重要。目元にハリがあると涙袋が目立ちやすくなる「たるみ」や「むくみ」は大敵!

涙袋は筋肉に支えられている。「筋トレ」で涙袋のビルドアップを。
目標は毎日ウィンク100回!

美容整形で涙袋を作る(大きくする)ことは可能。ヒアルロン酸を注入する「プチ整形」が人気

オロナインでの作り方はデマ。目元が腫れるだけで、美容&健康上は危険

◆ 執筆・監修/マイハピ編集部
最終更新日:2023年11月17日

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