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招待客の思い出に残る「おもてなし」を。結婚式の料理・装飾・席次

2024.05.30
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招待客の思い出に残る「おもてなし」を。結婚式の料理・装飾・席次

結婚式は新郎・新婦、二人だけのものではありません。

両者の家族、親戚、知人、勤務先の関係者など、様々な人々が参加するイベントです。

どうすれば招待客に満足してもらえるのか、楽しんでもらえるのか。

今回は「料理装飾席次」、特に大切な3つのポイントから考えてみましょう。

マイハピ編集部2
この記事の執筆・監修マイハピ編集部
更新日:2024年5月30日

2009年に法人(株式会社ユーテック)設立
大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
主な有資格者
・女性活躍マスター
・ファイナンシャルプランナー
・キャリアコンサルタント
・子どもの貧困専門支援員
・児童虐待防止支援アドバイザー
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結婚式・披露宴の料理について

料理の選び方と考え方

結婚式・披露宴の料理は、「招待客をもてなす」意識で選ぶのがポイント。

自分の好みではなく、出席者の顔ぶれを考えて選びましょう。

事実、式の良し悪しを料理で評価する招待客は少なくありません。

例えば、高齢者や子どもが多い場合は、肉料理など食べやすい大きさにカットしてもらったり、「お子様専用メニュー」など用意したりすると喜ばれます。

人気のコースは見た目にも豪華なフランス料理。最近では、和洋折衷の創作料理を提供する式場も増えています。

日本料理はやはり年配の出席者から根強い支持がありますし、神前式・仏前式を格式高く演出してくれることでしょう。

人気店に「出張サービス」で調理をお願いする方法もおすすめです。

デザートなど、一部の料理をビュッフェ(立食)で提供するスタイルも人気。

「食べたいものを食べたい分だけ」選べますから、招待客の満足度を高めることができます。

また、出席者が会場内を自由に移動できるので、雰囲気が盛り上がりやすい(賑わう)というメリットもあります。

メニューの決め方と食の「演出」

結婚式料理メニューの決め方

式場に料理をオーダーする場合は、複数のランクやプラン(コース)の中から選ぶことになります。
料理のグレードによって価格が異なるので、メニューや予算を考慮して選びましょう。

ランクによる違いとしては、品数やボリューム、食材などが挙げられます。

写真を見ただけでは「質」を判断することは難しいので、できれば試食して選んでください。

オプションとして、品数を追加したり、一部のメニューだけグレードをアップしたりできる場合も。

食物アレルギーのある人を対象に、特別メニューを用意してくれる会場もあります。

招待状でアレルギーの有無を確認するなど配慮しておきましょう。

最近では「食の演出」も多様化しています。

プロのシェフにメニューを紹介してもらう、実家で採れた野菜や果物を食材として利用する、招待客にケーキのデコレーションを手伝ってもらう… などなど。

お客の目の前で肉料理を切り分ける、お寿司を握ってもらうといったスタイルも人気です。

追加料金が必要になりますが、式を豪華に演出したいなら検討してみましょう。

ドリンクとウェディングケーキ

ウェディングケーキ

式場内で提供されるドリンクも、複数のプランから選択する方法が一般的。

量に制限のない「フリードリンク」、必要な量を見積もって注文する「ドリンクセット」、式後に飲んだ分だけ料金を支払う「バイオーダー」の3種類が広く採用されています。

お酒のグレードなど個別に選択できる場合もあるので、飲酒する人、未成年者の割合など考えて選んでください。

少し前まで、ウェディングケーキといえばイミテーションが主流でしたが、最近では食べられるケーキ(生ケーキ)を選ぶカップルが増えています。

ケーキカットの後、招待客にふるまうわけですね。
ただし、イミテーションのケーキとは違い、生ケーキには「高さ」がないので、「後ろから見えにくい」という難点も。

会場の広さ、ケーキのサイズなど十分に考慮しておきましょう。

式場によっては、オリジナルデザインのケーキをオーダーしたり、ケーキカットの演出を選べる場合も。

「持ち込み」が可能な場合は、追加料金の有無など確認しておきましょう。

ゴージャスな「見た目」にこだわるか、食べて美味しい「味」にこだわるか…

ケーキはウェディングの象徴。二人でよく話し合って決めてくださいね。

会場装飾の基礎知識

スムーズに装飾をコーディネートする方法は

ウェルカムベア♡ウェルカムベア

装花をはじめとする会場の「装飾」は、結婚式の印象を大きく左右します。

式の「予算」にも少なからず影響するので、時間をかけて検討してみましょう。

式場で用意されている「プラン」、「グレード」から装飾を選ぶ場合は、「コンセプト」や「イメージ」を担当者に伝えると話がスムーズに進みます。

一部をアレンジしたり、変更したりしたい場合は、「追加料金」や「持ち込み料」について確認しておいてください。

はじめから細部にこだわるのではなく、まずは全体の「テーマ」を決めることが大切。

メインテーブル、ゲストテーブルなど目立つところから装飾を考えて、仕上げに階段やエントランス、ウェルカムボードなど招待客が「通り過ぎる」部分を詰めていきます。

装飾のコーディネートは、ブーケやドレスなどとの「相性」を考えてみることも必要。

例えば、ブーケでメインにあしらっている花と会場の装花を統一するなどして、バランスの取れた組み合わせを考えてみましょう。

会場装花で華やかに演出を。費用とプロのサポートについて

結婚式会場の装花

会場装花は多ければ多いほど豪華な印象になりますが、かなりの費用がかかります。

費用を節約したいのであれば、キャンドルやリボン、バルーンなど組み合わせて、トータルでオシャレな雰囲気を演出する方法もおすすめです。

派手さではなく「センス」で勝負するわけですね。
式場にはプロのコーディネーターなど在籍していますから、適時アドバイスしてもらいましょう。

通常、装花は式場と提携しているフラワーショップに依頼します。

ただし、他店に依頼したほうが割安な場合もあるので、可能であれば検討してみましょう(持ち込み料が発生しないか要確認)。

遅くても挙式の2~3ヶ月くらい前には担当者と打ち合わせをし、装飾の準備を済ませておきましょう。

花の種類など個別に指定しても良いのですが、季節によっては入手の難しい花、高価な花もあるので注意。

強いこだわりがないのであれば、雑誌の切抜きなどを見せて、コーディネートの大部分をプロに一任するのも良いでしょう。

優秀なブライダルコーディネーター、フラワーコーディネーターに多言は無用。

全体のイメージ、大まかな雰囲気さえ伝えれば、想像以上に(良い意味で期待を裏切る)装飾に仕上げてくれることでしょう。

テーブルレイアウトと席次

どっちがいい? 「丸テーブル」と「長テーブル」

結婚式のテーブルレイアウト

招待客の顔ぶれが決まったら、テーブルの「レイアウト」と「席次」を決めます。

レイアウトは大きく分けて2種類。
「丸テーブル」と「長テーブル」です。

丸テーブル(円卓)は同じテーブル内で会話が弾みやすく、式の雰囲気が盛り上がる点にメリットがあります。

ただし、一つのテーブルに大人数を配置することは難しいので、式場のスペース確保や招待客の人数に注意も必要。

テーブル数(招待客)が多い場合、規模の大きな式場を選ばなくてはなりません。

一方、長テーブル(流し)は多くの人が座れるため、大人数の披露宴にも対応できます。

格式のあるスタイルとされており、落ち着いた雰囲気を演出するレイアウトとして最適。

ただし、招待客同士で会話のできる相手は限られるので、席次には配慮しなくてはなりません。

親戚や勤務先の関係者が多く出席する場合など、フォーマルな披露宴をお望みなら長テーブルのレイアウトを選びましょう。

席次を決めるときの注意点

結婚式の席次

新郎新婦が座る席を「メインテーブル」といいます。
左に新郎、右に新婦が着席し、同じ側にそれぞれの招待客を配置する決まりになっています。

メインテーブルに最も近い席を「上座」といい、主賓が着席します。

上座に近い順から、職場の上司、先輩、同僚、友人、親族という順で配置するのが一般的。

さらに、メインテーブルから遠い席を「下座」、出入り口に近い席を「末席」という風に区別します。

末席には両親を含め新郎新婦の家族が着席します。
ただし、こうした席次はあくまで慣例なので、必ずしも従う必要はありません。

最近では新郎新婦の家族がメインテーブルの近くに座る欧米式のスタイルも人気を集めています。

その他、新郎新婦が各テーブルを順番に回り、招待客と歓談するスタイル、席を自由に移動できる立食(パーティ)形式なども増えているようですね。

席次を決める際には、同席する招待客の組み合わせに配慮しましょう。

面識のある人同士を近くに配置したり、共通の話題・趣味を持つ人たちで一つのテーブルをセッティングしたり…

パズルみたいに席順を決めていきます。

社交的な人をバランスよく配置する、子供連れや妊娠中の女性は出入り口付近に席を用意するなど、細かな配慮も必要。

親戚の席次については二人の独断で決めず、それぞれのご両親からも意見を伺ってください。

会社関連の招待客は上下関係に要注意。
必要に応じて職場の上司や先輩から判断を仰ぎましょう。

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