結婚式の前に… 式場の選び方や打ち合わせのコツ、報告時のマナー

結婚の準備を進める中で、最も悩ましいのが「式場」選びと「招待客」の選定です。
結婚式場については、近年どんどん多様化が進んでいて、演出、会場の雰囲気や規模、サービス内容など、考えるべきポイントも増えています。
式場との契約後は、担当者との打ち合わせも必要。
どのような点を話し合えばいいのか、
どんなことを伝えるべきか…
事前に整理しておきましょう。
招待客に関しては、知っておくべきマナーなどありますから、あらかじめ確認を。
結婚式に招待する、しないに関わらず、事前に「報告」することもお忘れなく。
あわせて具体的な方法などチェックしていきます。

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見学 → 予約 → 契約 → 打ち合わせまでの手順
式場の下見・見学のポイント
結婚式場の情報は、ブライダル雑誌やインターネットなどから収集できます。
魅力的な式場を見つけたら、実際に訪れて下見してみましょう。
チェックするポイントは、式場の雰囲気や設備、交通アクセスなど。
あわせて、スタッフの対応は丁寧か、要望点・疑問点など確認しておきましょう。
特に「こだわりたいポイント」などあれば、事前にチェックリストを作成しておくと良いでしょう。
その場で契約することはせず、複数の式場を見学し、比較することをおすすめします。
その際、見積もりを出してもらい、費用面のチェックもあわせて行いましょう。
式場によっては、期間限定の「ブライダルフェア」、「モデルルームの展示」などイベントを開催しています。
模擬挙式やウェディングドレスの試着、式用メニューの試食会などが体験できるので、機会があればぜひ参加してみましょう。
基本的には全て無料で体験できますし、イベントの当日に契約すると割引特典など付くこともあります。
ただし、契約に対してはあくまで慎重な姿勢を。
割引プランやセールストークは鵜呑みにせず、二人で、自宅で、じっくり話し合うことをおすすめします。
仮予約から正式契約、打ち合わせの流れ
式場が気に入ったら、見積もりをもらい「仮予約」を済ませておきましょう。
仮予約すると、1週間~10日くらいの間、希望の日時をブッキングできます。
また、正式には契約が締結されていませんから、予約金やキャンセル料など発生しません。ですから、複数の式場を仮予約してもOK。
人気のある式場は、すぐに予約で埋まってしまいます。
気になる式場については、できるだけ早めに仮予約を入れておきましょう(仮予約中にはご両親と話し合うこともお忘れなく!)。
「正式契約」の際には、10~30万円くらいの内金(予約金)を支払います。
式の費用を一部「先払い」するわけですね。
正式契約後にキャンセルする場合は、キャンセル料が発生します。
式が近づくほどキャンセル料は高額になるので、予定が変わったらできるだけ早い時期にキャンセル・変更の手続きを行いましょう。
契約時には、見積もりの詳細、支払いの時期(タイミング)、式の延長料金や規約など確認するようにしてください。
契約後には、あなたの式をサポートする担当者が決まります。
「ウェディングプランナー」や「ブライダルコーディネーター」など、いわば結婚式に携わる専門家ですね。
ここからは、新郎・新婦、そして担当者の3人が「チーム」として、一緒に式のプランを考えていくことになります。
もし、担当者と話が合わない…
何となく気に入らない…
そんな場合は、別の人に替えてもらうこともできます。
具体的な打ち合わせは、式の3~4ヶ月程度前から始まります。
それまでに、招待客のリストを作成したり、大まかな演出・プログラムを決めたり、自分達でできることは進めておきましょう。
打ち合わせの回数は3~5回くらい。
特に希望する「こだわり」のポイントや、疑問点、困っていることなどあれば、遠慮せずどんどん担当者に相談してください。
相手は結婚式のプロ。きっと有益なアドバイス、サポートが得られるはずです。
招待客の選び方と報告時のマナー
招待客の正しい決め方・選び方
結婚式に招待するゲストは、「親類」、「友人」、「仕事関係」、大きくこの3種類に分類することができます。
まずは、
「必ず招待しなくてはならない人」
「招待したい人」
「できれば招待したい人」
という風に優先順位を決めて、徐々に人数を絞っていきます。
会場の規模など考慮して、無理のない参加人数でまとめましょう。
次に、「一つのテーブルに何人座れるか」を考えて、近しい人同士でグループ分けします。
血縁関係、知人同士、会社関係…
と言った具合ですね。
親族については、誰を呼ぶべきか、必ずご両親に確認するようにしてください。
結婚する当人達と付き合いがあまりなくても、親の関係で呼ぶべき人(お世話になった人)が少なくないからです。
招待客の選出については、かなり神経質になる方も多いようです。しかし実際には、明確なルールが存在するわけではありません。
会社関係の人間は呼ばないという人も増えていますし、両家の人数を無理に同数にしなくてもOK。
本当に呼びたい人、祝福してもらいたい人を優先して呼ぶようにしてくださいね。
遠方から招く参加者については、旅費の一部(または全額)を負担するのがマナー。
もしくは、ご祝儀を辞退する、宿泊場所を手配するなどして対応しましょう。
負担する金額・内容については、招待前に明言して、相手側を困惑させないよう配慮してください。
子連れの招待客に関しては、子どもの出席を遠慮してもらうことも検討してみましょう。
一番盛り上がるはずの感動の場面が、子どもの泣き声でぶち壊しに…
なんてことになりかねないからです。
招待時、子どもは遠慮して欲しい旨を丁寧に伝え、最終的な判断は当人に委ねましょう。
親族・知人や友人・仕事の関係者に報告するときのマナー
結婚式に招待する・しないに関わらず、家族・友人・職場の関係者には、結婚することを伝えておきます。
招待客に対しては、あらかじめ電話などで式の日時など伝えておくとベター。
出席を口頭でお願いしましょう。
主賓については、自宅を訪問して、より丁寧な形で報告します。
この段階である程度は出席者の人数・顔ぶれなど判断できますから、時間に余裕を持って報告することをおすすめします。
親族に関しては、親から報告してもらう方法が一般的。
お世話になっている人、年長者などから順に報告します。
あわせて式の日取りを伝え、出席の有無も確認してもらうと良いでしょう。
招待しない親族に対しては、「友人中心の式」である旨を伝えて、後日、挨拶に伺うようにしてください。
親族内で不幸があった場合は、しばらく時間を置いてから発表・報告します。
間違っても通夜や葬儀の席では報告をしないでください。
職場では、まず直属の上司に報告。
式の日取りが決まってからで問題ありません。
できれば、会議室など落ち着いた場所で報告するようにします。
その際、結婚後も仕事を続けるのか、退職(寿退社)するのか、はっきりと伝えましょう。
同僚には、できるだけ同じタイミングで報告します(噂で広まる形は好ましくありません)。朝礼時などに「発表」するのも良いでしょう。
仕事上の関係者を式に招待しない場合は、式を「親族だけで行う」旨を伝えてください。
知人・友人に報告する場合は、仲の良い人、親交の深い人から順に伝えて問題ありません。
グループで付き合いのある友人については、全員そろった場所で同時に報告(発表)できれば理想的。
食事会などセッティングするのも良いでしょう。関係が疎遠な知人には、結婚の「お知らせ」を郵送するだけでもOK。
最低限、自分の周囲に「結婚を知らない人」がいないように配慮してください。
結婚の報告に関しては、メールで済ませてしまう方も増えています。
確かに手軽で良いのですが、基本的には口頭で伝えるのがマナー。
また、結婚の適齢期を過ぎている女性の中には、知り合いの結婚に対してナーバスに反応する人も。
あまりはしゃぐことなく、控えめな表現で報告するのもマナーです。
◆ 執筆・監修/マイハピ 編集部
最終更新日:2023年11月18日
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