自分に自信が持てない原因4つ! 女性は克服不可能? 日本社会の落し穴

自分に自信が持てない(自分に自信がない)女性が急増しています。

書店には「自信が持てない人」に向けて書かれた本が山積み。
自己啓発セミナーの市場規模は5,000億円を超え、巷には顔に自信のない「マスク女子」が溢れています。
どれも日本特有の現象だそうで、考えてみれば不思議な話です。

その原因を心理学および精神医学、そして社会学の見地から分析します。

大手の広告代理店やSDGs関連企業、ITメディアとも提携し、「男女共同参画の実現」に取り組んでいます。
ひとりひとりの女性が自分らしく健康に安心して暮らせる社会の実現をめざし、調査・経験にもとづいた正しい情報を発信してまいります。
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目次
自分に自信が持てない(自信がない)人の特徴をチェック
「自分に自信が持てない(自信がない)」というのは抽象的な表現ですが、その弊害や行動には特有のパターンがあります。
以下に特徴を挙げましたので、自分に当てはまる項目がいくつあるか、まずは自己診断してみてください。
私がカウンセリングを行う際「自己評価の採点」に使用するチェック項目です。
※ 各1点。計10点。
当てはまる項目が多いほど、あなたは「自己評価が低い人」ということになります。
- 他人の前ではいつも自分を偽る(演技で自分を良く見せようとする)
- 他人の関心を惹かなくてはならないという切迫感がある
- 人間関係に疲れやすい
- 恋愛に対して消極的
- 気分の浮き沈みが激しい(または慢性的なうつ状態)
- 顔、容姿にコンプレックス(劣等感)がある
- 「自分は発達障害かもしれない」、「心の病気かもしれない」などと思うことがよくある
- 学歴、仕事(キャリア)、収入など、価値の基準を「数字」や「ステータス」に求める(そしてその不足を嘆く)
- 結婚、妊娠、出産などを「女性のあるべき姿」として捉えている(しかしその実現に幸せよりも不安を覚える)
- 幼少期に「常識」や「世間体」「マナー」などを厳しく教えられた(母子密着型の家庭に育った、または親子の関係が悪い)
0~3点
標準的な女性。
ときには悩むことがあっても、その原因を克服し、前向きに行動できます
3~6点
自己肯定感が不足気味。
恋愛、仕事(就活含む)など特定の場面で苦労する傾向あり
7点以上
自己評価の低い女性。
不安感が「うつ」や「対人恐怖」など、心の病気を招くことも
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自分に自信が持てない原因【1】 幼少期の成功体験が少ない
自己評価は幼少期の「家庭環境」から大きな影響を受けます。
「子どもを褒めない」「厳しくしつける」家庭のもとで育つと、大人になってから自己評価の低い人間になってしまう傾向があるようです。
特に大切なのが親子関係。
「親から褒められる」「無条件に愛される」というのは、子どもにとってかけがえのない成功体験です。
「あなたはそのままで良い」「やればできる」というメッセージが、いわば自信の裏付けとなって、ポジティヴな人格形成に寄与します。
しかし一部には、子どもに対して「不断の向上」を要求する親もいます。
「まだまだ努力が足りない」「お前は未熟だ」という風に子どもを追い立てて、終わりのない改善要求を突きつけるのです。
親としては「しつけ」「教育」のつもりかもしれませんが、結果としては、子どもの人格形成に悪影響を及ぼし、ネガティヴな思考パターンを強化してしまいます。
自分の親(幼少期)がそうかも…
そんな方はこちらの記事もご覧ください。
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自分に自信が持てない原因【2】 日本の社会が女性に対して厳しすぎる!
現在、日本の女性は「過大な要求」にさらされています。
就職も結婚も出産も家事も育児も、やって当たり前。
男性は最低限、仕事さえしていれば「一人前」という風に扱われますが、女性は違います。
日本では古くから「良妻賢母」が女性の「あるべき姿」であり、最近ではさらに「キャリアウーマン」という理想像がその上に鎮座しています。女性に対しての負荷は強まるばかり。
未婚の女性は「独女」「負け犬」などと揶揄され、そうした流行語の裏には、「女性は本来結婚すべきである」という価値観(自虐観?)が透けて見えます。
つまり、最近の女性が求める(または世間から求められる)理想像は、あまりに高過ぎるのです。
ハードルが高いからこそ、目標を達成できない自分に欠落感を覚え、自信を持つことが(社会の構造上)できない仕組みになっています。
世間の要求は厳しいのに、日本の女性が置かれている労働&子育ての環境は、先進国で最低レベル。
自分に自信が持てないのも無理はありません。
自分に自信が持てない原因【3】 自分の「得意なこと」が社会のニーズとマッチしていない
自信の有無には、生まれ持っての「資質」「才能」も関係しています。
例えば、生まれつき「頭が良い」「顔が良い」女性は、比較的容易に自己実現することができます。
経済的・社会的に成功する可能性が高く、きっと素敵な恋愛(異性)にも恵まれやすいでしょう。
幼少期から一貫して成功体験が蓄積され、自分に自信も持てるはずです。
※ 実際に統計を見ても、IQと収入は比例していますし、顔の美醜は結婚相手のステータスと相関することが分かっています。
しかし中には、「あまり社会の役に立たない才能の持ち主」もいます。
どれだけ特殊な才能に恵まれていても、社会でそのスキルが認められなければ(需要がなければ)、自己実現には至りません。
成功による充足感もなく、自分に自信がつくこともないでしょう。
人は誰しも何らかの才能・資質を持っています。しかし誰もが「美人」「秀才」に生まれるわけではありません。
中には「絵が上手い人」や「絶対音感の持ち主」もいます。
そういった才能には汎用性がないため、プロにでもならない限り、あまり役には立ちません。(だから自信や成功体験にも結びつきません)
一方で、汎用性の高い能力としては「コミュニケーション能力」が挙げられます。
コミュニケーションのスキルは、ほとんど全ての仕事で役に立ちます。
多少は頭が悪くて、美人じゃなくても、他人とコミュニケーションする能力さえあればなんとかなる。
確かに社交的な人には自信家が多いですし、その逆もまた然り。
対人的なスキルの不足は、自信のなさに起因するケースが多いようです。
つまり、社会で応用の利く才能の持ち主は(たとえその能力が「中の上」くらいでも)、自分の中で自信を育むことができる。
しかし社会の求める資質が欠落している人は(他に卓越した才能を有する逸材でも)、自己評価の低い人間になりやすいのです。
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自分に自信が持てない原因【4】 自信など持ってはならない! 日本独自の「謙遜」文化
私たちに日本人は「謙遜」を美徳とする文化の中で生きています。
ことわざを見ても、
「勝って兜の緒を締めよ」
「実るほど頭が下がる稲穂かな」
「能ある鷹は爪を隠す」
など、謙遜的な教訓には事欠きません。
まるで先人からも「自信など持つな」「自信など奢りに過ぎない」と言われているようです。
教育の現場でも「目立つことは悪いこと」「協調性を大切に」「公平性」というような風潮が強く、「横並びの教育」が原則とされています。
それでいて、就活の段階になると「個性を磨け」「自分に自信を持て」という風に言われたりします。
いわば幼少期とは真逆のメッセージに引き裂かれているわけですから、若い世代が混乱するのも無理はありません。
日本人の「国民病」と呼ばれる疾患の一つに「対人恐怖症」があります。
文字通り対人的な場面で強い不安感を覚えるこの病気は、日本人の10人に1人が発症すると言われています。
さらに近年急増している「醜形恐怖症」や「ひきこもり」。
「伊達マスク」「マスク女子」が流行しているのも日本だけで、「マスク大国」などと呼称されたりもします。
日本国内における「ひきこもり人口」は100万人を超えていますが、欧米では皆無と言ってよいほど見られない現象です。
※「対人恐怖症」と「ひきこもり」は、国際的にも日本の「文化結合症候群」として認知され、 英語でもそのままTaijin kyofusho,hikikomoriと表記されます。
いわば日本では「自信を奪う文化」や「自信を持ちにくい国民性」が醸成されていて、その影響が病的な形であらわれている。
だとすると、自分に自信を持つためには何らかの「治療」が必要なのかもしれません。
自信が持てない原因に共通するポイント【自力での克服は不可能】
ここまでの解説を簡単にまとめます。
自分に自信が持てない原因は、
- 幼少期(親)からの影響
- 日本社会が女性に厳しい
- 才能や資質が社会のニーズに適合していない
- 日本特有の文化と国民性(国民病)
概ね以上の4点に集約されます。
それぞれの原因に共通する特徴は「自分の力ではどうしようもない」ということ。
教育、社会、文化、国民性、いずれも「環境」の問題であり、個人の努力では変えようがありません。
「難しく考えすぎ! 自分に自信が持てないのって、単なる性格じゃないの?」
そんな反論もあり得るかもしれませんが、性格だって「遺伝」や「教育」に大きく左右されます。
というよりむしろ、ほとんどそれが「全て」である、最新の研究はそう伝えています。
参考:「性格は遺伝で決まるって本当ですか? – 日本心理学会」
すなわち、「自信が持てない原因」を、個人が克服することは不可能。
とはいえ、私たち日本の女性が必ずしも絶望的な状況に置かれているわけではありません。
原因以外の部分に目を向けてみましょう。
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それでも自分は変えられる? 自分に自信を持つ方法
あなたが自信を持てない原因は、遺伝や教育、そして社会のせい…
そんな話を聞くと、親や社会を恨みたくもなります。
わたしたち個人の努力では、できることは限られている。環境は変えられない。
しかしそれでも、自分に自信をつける方法が全くないわけではありません。
原因を克服できなくても、「生き方を変える」「自分を変える」という迂回路は残されています。
例えば、
- 自分の得意なこと、自信につながりそうな才能を伸ばす
- 結果を残せば「自信は後からついてくる」という風に開き直ってみる
- 自信がないことによる弊害を、何らかの戦略によってカバーする
以上のような方法(マインドセットの変更)が考えられます。
いわば人生上の「抜け道」「裏技」を探るわけですね。
「言うは易く行うは難し」かもしれませんが、できることは確かにあります。
少なくとも「自分に自信を持たなければならない」というある種の「思い込み」は、思考的な方法論で解消できると思うのです。
ときには「逃避」や「問題の先送り」が救いになることもあるかもしれません。
戦略的な逃避論については、下記の記事が参考になります。
自分に自信が持てないとき、人はどうしても焦り、不安感に苛まれます。
視野が狭くなり、問題の本質を見失ってしまいます。
そんなとき、私たちはどのように行動すべきか。
人生を豊かに、楽しく彩るヒントが、意外な視点で綴られています。ぜひご一読ください。
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2018年に法人化し平塚支店を設置。
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1995年4月 情報通信会社入社。
30歳を機に苦手だった経済分野を克服したいという思いから、ファイナンシャル・プランナーの勉強を始める。
同時期に購入したマンションの返済を8年で完済した実績を持つ。
2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。
2017年10月 独立。
主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行っています。
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また、個人事業主の法人化における手続きアドバイス等も行う。
新井智美オフィシャルウェブサイト

結婚、出産、子育てをしながら、某大手生命保険会社に12年勤務
退職後、生川FP事務所を開業し、2007年2月、株式会社アスト設立
マネーライフに関する様々な分野でのコンサルタントとして活動中。
現在、家計相談などのコンサルタントの傍ら、各地でこづかいゲームをつかったワークショップをはじめ、子どもの心とお金の関係について講演、セミナーを行っている。
2015年度金融知識普及功労者として金融庁・日本銀行から表彰を受ける。
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ひとりでも多くの女性にあなたらしい人生を送ってほしいと願っています。
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宅建士でもあることから「お金と不動産の専門家」として活動。
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特に執筆は、年間250記事以上の連載、記事監修の実績があります。(現在の主な連載先…西日本シティ銀行、キャリコネニュース、財経新聞、マネーキャリアマガジンなど)
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